あくタイプ概要
正直な話をすると、あくタイプの技はすこぶる調子が悪い。あくタイプですら採用を見送ったほうがいいことが多いレベル。
まず、あくタイプのポケモンは、《バンギラス(248)》、《マニューラ(461)》、《ヘルガー(229)》、《ドンカラス(430)》などなど、もうひとつタイプを持っていることが多い。この時点でもうひとつのタイプの技をメインウェポンに添えた方が優秀になる場合が多い。。(例外をあげるなら《ダーテング(275)》。さすがにくさタイプの技をメインに添えるよりは使いやすい。)
そして次に、もうひとつのタイプをメインウェポンとして考えた際に、サブウェポンとしてのあくタイプの技の優秀さを考えるとこれがまたイマイチ。《バンギラス(248)》はストーンエッジを半減されるかくとうタイプ、はがねタイプに対してかみくだくもいまひとつ。《マニューラ(461)》もこおりのつぶてを半減されるかくとうタイプ、はがねタイプに対してつじぎりがいまひとつ。《ヘルガー(229)》はだいもんじを受けに来るであろうみずタイプの受けポケ全般に対してあくのはどうでも突破できない。他についても大抵同じような感じになる。
あくタイプの技の使い道を考えるなら、あくタイプ以外のポケモンでゴーストタイプを呼びやすいポケモンってことになるだろうか。いずれにしろ微妙。
プラチナであくタイプ唯一の実戦でバリバリ活躍できるレベルの技であったおいうちがバグにより使用不可能に・・・。
あくタイプ技の権力失墜はもはや決定的。
別に、ポケモン界最高峰のギャグであった某アサギ大先生のウェブサイト(笑)があくタイプ大好きウェブサイトだったからあくタイプをけなしているわけではないぞ!そこは注意しておいてほしい!
ちなみに、pi-trasのお世話になっているある方によると、アサギ大先生のウェブサイト(笑)の本質はGBA版育成論の型のネーミングセンスにあるそうだ。曰く「型の名前がいちいち面白いんだよねw」。見てみると確かに面白い。ポケモンのNNに困っている人にとってはまさに救世主といえるウェブサイトだろう!
なんか大きく話題がずれた気がする。
※上記ウェブサイトの育成論はぜったいに真似をしないでください。
アサギ大先生の信者いたらアサギdisはやべーな・・・!
別に今は何の問題もない普通のポケモン小説サイトになってますよ!
かみくだく 評価(6)
威力:85 命中率:100
効果:1割の確率でぼうぎょを1段階さげる
かみくだく採用圏内のポケモンは《バンギラス(248)》、《リングマ(217)》くらい。
うち、《バンギラス(248)》は《クレセリア(488)》ありのルールの場合のみ、だ!
つじぎり 評価(6)
威力:70 命中率:100
効果:2割の確率で急所にあたる
急所に当てる自信があるなら採用してもよさそうな技。《マニューラ(461)》はもともと攻撃技に乏しいので採用せざるをえないということになるだろう。
ふいうち 評価(6)
威力:80 命中率:100
効果:先制技。相手が攻撃技を選択していなかったら失敗する。
交代や身代り中心のシングル6VS6環境でこの技を使うことには相当勇気がいるが、上手く使えれば普通に強い。
ただしやっぱり使い勝手やリスクを考えると評価はこの位置以上はつけがたい。
あくのはどう 評価(5)
威力:80 命中率:100
効果:2割の確率であいてをひるませる
普通にしてたら「ハピでとまります余裕でした」となってしまうので、ひるみを最大限に利用することを考えてみよう!
でんじはとの併用で「ずっと俺のターン」作戦を実行することを考える。いつもお世話になっているトレーナー天国さんのポケモン図鑑検索ツールにでんじはとあくのはどうを放り込んで検索すると、
《ギャラドス(130)》、《ミュウ(151)》、《バンギラス(248)》、《ボスコドラ(306)》、《ジュぺッタ(354)》、《アブソル(359)》、《ムウマージ(429)》、《ドンカラス(430)》、《ポリゴンZ(474)》、《ロトム(479)》、《ギラティナ(487)》、《ダークライ(491)》、《アルセウス(493)》の13種類。
各種伝説を除いて考えると、《ギャラドス(130)》はたきのぼりがある。《バンギラス(248)》、《ボスコドラ(306)》はいわなだれがある。(ただし《バンギラス(248)》は《メタグロス(376)》、《ドータクン(437)》の存在を考えるとあくのはどうも採用圏内)。《ジュぺッタ(354)》はそもそもこの作戦を実行するのにあまり向いていなさそうだ。
《アブソル(359)》は良いかもしれないが同じ運ゲをしかけるならつじぎりで急所狙いのほうが現実的。《ムウマージ(429)》は良くわからん(ぇ。《ドンカラス(430)》は特功がある程度高いので狙い目だ。あとは考察するのもおっくうだぞ!
ということで、何とか使い道をあぶりだしてみると、《バンギラス(248)》、《ドンカラス(430)》でのずっと俺のターン作戦くらいになるってことでいいのではないでしょうか・・・。
かみつく 評価(4)
威力:60 命中率:100
効果:3割の確率であいてをひるませる
普通にしてたら「エアームドでとまります余裕でした」となってしまうので、ひるみを最大限に利用することを考えてみよう!
でんじはとの併用で「ずっと俺のターン」作戦を実行することを考える。以下同様にしてあまり使い道なし。
このように「同様にして」という言葉を上手く使うことで数学の答案をぐっとシンプルにすることができるので是非覚えておこう!
だましうち 評価(2)
威力:60 命中率:100
効果:必ず命中する。
つじぎりとは案外10しか威力が変わらない。
みがわり読みで砂嵐・霰下で確実にみがわりを破壊すれば最高峰の天候隠れ対策。
みがわり読みで砂嵐・霰下で確実にみがわりを破壊しようとしたところ、みがわりが壊れなかったら最高峰のギャグ。
おいうち 評価(0)
威力:40 命中率:100
効果:相手が交代するときに打つと、交代前に倍のダメージで攻撃できる。
ポケモンかい くっしの トリッキーな わざで とても こうさつのしがいが あるわざだったが、
にんてんどうの ソフトかいはつの つめのあまさにより そもそもたいせんで つかえなくなってしまった。
ちょっとまじめに言っておくと、ダイパで対戦するさいは是非使ってみたい技。おいうちに関しては第5回草の根カップあたりにおいうちを使用したとても先進的なパーティーがあるので是非参考にしていただきたい。
ちょうはつ 評価(10)
威力:― 命中率:―
効果:あいては2〜5ターンの間、攻撃技しか使用できない。
ポケモン版《大寒波》。本家遊戯王で《レスキューキャット》要するシンクロデッキで中核を担っているカードで、非常に強力。
という話は置いておいて、受けに頼りがちなグッドスタッフ系のパーティーにもろにぶっささるのがこの挑発。
《ハピナス(242)》、《ミロカロス(350)》、《エアームド(227)》といったメジャーな受けポケモンに対して非常に有効で、《ギャラドス(130)》や《バンギラス(248)》などが上手く使用すれば、さらにりゅうのまいを積むといった風に攻勢を強めることが出来る。最近はみがわりのほうに人気が集まっているものの、砂パーティーの流行→メタとして《エアームド(227)》の流行→みがわりよりもちょうはつという流れは基本なので覚えておきたい。
他にも《グライオン(472)》のちょうはつ+とんぼがえりなどなど、様々なコンボにも使用でき、対戦の主導権を握る意味でも、ステルスロックのダメージを増加させる意味でも非常に強力な補助技だ。間違いなく評価10をつけられる。
わるだくみ 評価(7)
威力:― 命中率:―
効果:とくこうを2段階あげる
《トゲキッス(468)》や《ゴウカザル(392)》などの第一線級のポケモンが使用でき、使用率は高くないものの、そのスペックの高さは有名。《トゲキッス(468)》のでんじはわるだくみエアスラッシュや、《ゴウカザル(392)》のわるだくみみがわりカムラ・ヤタピなどは、地雷としては最高峰のスペックで環境に居座り続けている。特に《ゴウカザル(392)》はプラチナで新たに獲得したしんくうはとの相性も良く要注意。というか悪巧み真空波に普通に全抜きされた(
いちゃもん 評価(2)
威力:― 命中率:―
効果:相手は同じ技を2回連続で出せない。
みがわり連打などを止めるならちょうはつでいい。なら攻撃技にうつかというと、1発食らいながら打つってのは結構厳しい気がする。
ダークホール 評価(7)
威力:― 命中率:80
効果:相手をねむり状態にする。
ダブルではおなじみの凶悪な全体攻撃技。
シングルでは《ダークライ(491)》を除くと《ドーブル(235)》しか使えないため、きのこのほうしの完全な劣化なんだけど、シングルバトルのためだけにきのこのほうし《ドーブル(235)》を用意するのって結構大変そうで、スカーフ催眠したいだけならダブルの流用してダークホールしてもいいんじゃないだろうかと思って一応評価7つけておきました(
というか、さいみんじゅつ、ねむりごなよりも命中率高い催眠技なんで、《ドーブル(235)》以外に覚えるポケモンが出れば普通に実戦クラスの強力な技。