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 マンムー考察

■ ポケモン概要 /  先発型 /  対策 /



 ポケモン概要

ポケモンデータ概要と特徴

《マンムー(473)》


【 流行度 】: ★★★
【 危険度 】: ★★★
【 難易度 】: ★☆☆
【 こおり / じめん 】
【 ゆきがくれ / どんかん 】

HP: 110
こうげき: 130
ぼうぎょ: 80
とくこう: 70
とくぼう: 60
すばやさ: 80
ダイパのシングル環境を代表する人気アタッカーポケモンです。
タイプ一致の先制技こおりのつぶての威力が非常に強力で、メインウェポンのじしんが効かないひこうタイプに対しても強いプレッシャーをかけられる点が大きな魅力となっています。

でんじふゆうを持つ《ジバコイル(462)》を筆頭に様々なポケモンのすばやさ調整点にされる、そのメタゲームにおける影響は大きいです。






 アタッカー型


■ 型紹介

【 いじっぱり 】 【 こうげき:252 すばやさ調整 耐久調整 】 
【 じしん / こおりのつぶて / ステルスロック / 選択肢 】 


■ 概要

《マンムー(473)》の中でも最もメジャーな型で、物理受けを誘いながらステルスロックを撒くことを狙う型です。
先発が《プテラ(142)》や《ムクホーク(398)》、《バンギラス(248)》、《ボーマンダ(373)》、《サンダース(135)》、《メガヤンマ(469)》、《クロバット(169)》などの、《マンムー(473)》を苦手とするポケモンである場合は必ず意識しておく必要があります。

■ 持ち得る役割

基本的には先発でステルスロックを撒いた後は、すぐに引っ込むことが多いですが、出したポケモンなどによっては更にひかりのかべなどのサポートを展開してくる場合もあります。
また、一度引っ込んだあともアタッカーとして活躍し、終盤まで生き残っていると全抜きを狙ってくることも多いです。
先発が《マンムー(473)》で無かった場合、相手のパーティーに《マンムー(473)》がいる確率はぐっと下がりますが、《マンムー(473)》に弱いパーティーであれば、物理受けを大切に残しておく必要があります。

■ 持ち物の考察

基本的にラムのみかいのちのたまのニ択になります。
先発が《メガヤンマ(469)》、《クロバット(169)》などのさいみんじゅつ狙いのポケモンであった場合、ラムのみに注意する必要があります。
また、いのちのたまを持った《マンムー(473)》は、ステルスロック込みで《ヤドラン(080)》をじしんで突破したり、《ボーマンダ(373)》や《ガブリアス(445)》をこおりのつぶてで確定一発にしたりと、破壊力が凄まじいのでこちらも注意が必要です。

■ 技の考察

ひかりのかべ パーティーの中に明確な特殊受けがいない場合などは積極的に使用してきます。
ストーンエッジ パーティー内にガッチリとした特殊受けがいる場合は、《ギャラドス(130)》や《リザードン(006)》、《ヌケニン(292)》などに対してプレッシャーをかけやすいストーンエッジを保持することも多くなります。
じわれ 持ち物がいのちのたまでなくラムのみの場合などは、《ヤドラン(080)》や《ラグラージ(260)》、《ミロカロス(350)》などを意識して持つことがあります。《カイリキー(068)》への対策でもあります。
ふぶき 性格下向補正がなければ《エアームド(227)》を確定2発にできます。相手があられパーティーであれば警戒が必要です。また、こちらの攻撃によってダメージを与えた場合にダメージが大きければ、やんちゃなどの可能性が高くなり、ふぶきを所持しているかが判明します。


■ 主な降臨パターン

1.先発
先発に使用されやすいポケモンの多くに対して強いため、先発使用が一般的です。

2.ピンポイントの技読み
先発でない場合は、この形での降臨の確率が高くなります。
先発として見せないことで、《ハピナス(242)》などの受けポケモンのでんじは読みでの降臨などが狙いやすくなるためです。
また、先発として出てきた場合でも、でんじは読みでの降臨などは多いため、注意が必要です。先制技を持つため《サンダース(135)》のみがわりバトンなどにもある程度の耐性をもちます。

3.死に出し
《ドータクン(437)》などの絶対にどうしようもないポケモン以外に対しては非常に強力なので、終盤に受けが崩壊したころであれば、積極的に死に出しで降臨してきます。
後だしで受けられるポケモンがなければ、対するほうも死に出しで応戦するしかなくなり、ポケモン数が劣っていれば、その時点で勝てなくなってしまいます。

■ 相性考察

○ ポケモン編
《ジバコイル(462)》との圧倒的な相性の良さに注目できます。《マンムー(473)》が苦手とする、《ドータクン(437)》を一方的に捕まえて狩ることができるため、この2匹が同じパーティーに入っている確率は高いです。
また、《ハピナス(242)》に対して一度降臨させると、《ハピナス(242)》がでんじはを打ちにくくなったり、交代読みでの炎技をうつケースが増えるため、《スターミー(121)》や《ミロカロス(350)》などのみずタイプのポケモンが非常に動きやすくなります。
その他には、ゆきがくれによってだいもんじやハイドロポンプなどの苦手な技を回避しやすくなるため、《ユキノオー(460)》とも相性がいいです。

○ 技編
じゅうりょくと物凄く相性がいいですが、じゅうりょくの使用率はさほど高くはありません。
ただ、じゅうりょく環境下では、苦手とする《ドータクン(437)》や《マダドガス(110)》にメインウェポンのじしんを当てられるようになるため、注意が必要です。
《ヤドラン(080)》を突破できるようになるステルスロックや、特殊ポケモンに流されにくくなるひかりのかべなどは全て自分で行えるため、比較的自己完結したポケモンだといえます。






 対策


■ 構築段階での対策

構築時に必ず意識する必要があるポケモンです。
パーティーの5体が決まった時点で、《マンムー(473)》に後出しできるポケモンがおらず、かつ《マンムー(473)》を呼ぶポケモンがいる場合は、6体目には必ず《マンムー(473)》を意識したポケモンを入れる必要があります。特に砂パーティーなどは《マンムー(473)》を天敵とするため、必ず対策が必要です。
じしんが当たらない上に、高い物理耐久を持つ《ドータクン(437)》や《マタドガス(110)》が最も安定しています。その他には特性いかくによって《マンムー(473)》の決定力を削りながら流しを行える《ギャラドス(130)》や《カポエラー(238)》などが上げられます。
ただし、《ギャラドス(130)》は《マンムー(473)》に有利というわけではなく、むしろステルスロックやストーンエッジなどが危険なため、最終手段と考えた方が良さそうです。一方《カポエラー(238)》は《マンムー(473)》を流しながらこうそくスピンでステルスロックを即座に解除できるため、結構安定しています。


■ 対戦中の対策

《マンムー(473)》を見た場合は、何よりもまず、《マンムー(473)》によってアドバンテージを取られることをできるだけ防ぎましょう。
例えば、《ゴウカザル(392)》、《ハピナス(242)》、その他、のようなパーティーであれば、《ハピナス(242)》に対して《マンムー(473)》を出してきた場合、いずれかのポケモンを犠牲にして、《ゴウカザル(392)》の死に出しによって流すしか手段がなくなります。
これを続けていけばこちらのポケモンが一方的にやられてアドバンテージを取られます。そういった場合は、《マンムー(473)》によって取られるアドバンテージを第1に考えて、相手が《スターミー(121)》などであっても《ハピナス(242)》の交代読みでのだいもんじなどを積極的に狙っていく必要があります。
常にリスクとリターンを考えながら動かしましょう。










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