物理受け型
【 わんぱく 】 【 HP:252 ぼうぎょ:252 こうげき:6 】
【 はねやすめ / 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 】
かくとうタイプ・じめんタイプを受けながら、とんぼがえりやバトンタッチで味方に流れをつないだり、ハサミギロチンでプレッシャーをかけたりします。
受けれる範囲こそ格段に広くはないものの、再生回復によって何度でも受けることができ、その度にハサミギロチンでのいちげきひっさつを狙えるため、相手の《グライオン(472)》に対する受けポケモンや流しポケモンには非常に驚異となる、自己完結性の高い優秀な受けといえます。
かくとうタイプやじめんタイプを中心に受けます。ただしこおりタイプを4倍で通してしまうため役割破壊技があると突破しやすいです。
また、すなあらし状態では、特性のすながくれを利用して誤魔化しにくる場合もあります。
ヤチェのみを持っているケースが多く、ハサミギロチンなどの強力な技を持つため、こおり技の過信は禁物です。
他には特性のすながくれの効果を利用するためにひかりのこななどを持っていたり、たべのこしを持っていたりする場合もあります。
ハサミギロチン |
決定力はあまり高くないため、ハサミギロチンによってプレッシャーをかけるパターンが多く見られます。ハサミギロチンを使用する場合は最速の《カイリキー(068)》を抜くように努力値を降るのが一般的です。 |
とんぼがえり |
例によって相手の交換を見てから後続を選べるため味方にやさしい交代技です。ハサミギロチンがみがわりに弱く、とんぼがえりはみがわりに強いので、ふたつの技の相性はかなり良いです。 |
つるぎのまい こうそくいどう ロックカット |
自信で利用するには技スペースが足りないため、バトンタッチで引き継ぐ方法で利用されます。 |
バトンタッチ |
ハサミギロチンやとんぼがえりが回数を重ねるたびに効いて来るのに対して即効性を求める場合に利用されます。基本的には受けポケモンなため、とんぼがえりやハサミギロチンの使用率の方が高いです。 |
じしん |
こうげき技として一番ダメージが期待されるので居座る場合に使用される場合があります。 |
ステルスロック |
受けポケモンなため安定して撒けるので採用されていることがあります。ただし技スペースが不足気味なため他のポケモンに任せる場合が多いです。 |
ちょうはつ |
《エアームド(227)》などを呼んでしまうため、ちょうはつを持っている場合があります。 |
1.タイプ相性を利用して
かくとうタイプやじめんタイプの技を読んだ場合は、受けとして積極的に出てきます。
2.受けに対して
《エアームド(227)》などに対してぶつけてきて、ちょうはつから交代際にハサミギロチンやとんぼがえりをぶちこむ場合があります。
3.すなあらしを利用して
のんきのおこうやひかりのこな&すながくれという状態では、他に適切な受けがいない場合は、誤魔化しにくる場合があります。
全体的にハサミギロチンやとんぼがえりは回数を重ねるほどに効いてきますので積極的に出てきやすいポケモンといえるでしょう。
○ ポケモン編
みずタイプやこおりタイプに弱いため《ミロカロス(350)》などと組まれる場合が多いです。
みず・こおりタイプをガッチリ受けられるようにすることで《グライオン(472)》を出したり引っ込めたりする際の摩擦を少なくし、ハサミギロチンなどを何度でも利用できるようになっています。
また、特性がすなおこしのポケモンは当然《グライオン(472)》と相性がよく、こうそくいどう&バトンタッチとの相性も良い《バンギラス(248)》は特に抜群の相性を誇ります。その他、みず技やこおり技を受けながら、こうそくいどう&バトンタッチで暴走に繋がる可能性もある《ギャラドス(130)》や《ジーランス(369)》なども相性が良いです。
○ 技編
何度も言っていますが、受けポケモンは基本的に決定力がありませんが《グライオン(472)》は回数を重ねればハサミギロチンによる決定力が生じてくるため、たすき潰しのステルスロックなども相性がいいといえます。