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 グライオン考察

■ ポケモン概要 /  物理受け型 /  対策 /



 ポケモン概要

ポケモンデータ概要と特徴

《グライオン(472)》


【 流行度 】: ★★★
【 危険度 】: ★★☆
【 難易度 】: ★★☆
【 じめん / ひこう 】
【 すながくれ / かいりきばさみ 】

HP: 75
こうげき: 95
ぼうぎょ: 125
とくこう: 45
とくぼう: 75
すばやさ: 95
高いぼうぎょと再生回復とひこうタイプを利用して、かくとう・じめんを中心に物理方面に強いです。
ハサミギロチンやとんぼがえり、ちょうはつやバトンタッチをはじめとして優秀な技を多く持ち、一般の受けポケモンのぎこちなさを感じさせない点が大きな魅力で、自群に負担なく流れを繋ぐことが出来るポケモンです。






 物理受け型


■ 型紹介

【 わんぱく 】 【 HP:252 ぼうぎょ:252 こうげき:6 】 
【 はねやすめ / 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

かくとうタイプ・じめんタイプを受けながら、とんぼがえりやバトンタッチで味方に流れをつないだり、ハサミギロチンでプレッシャーをかけたりします。
受けれる範囲こそ格段に広くはないものの、再生回復によって何度でも受けることができ、その度にハサミギロチンでのいちげきひっさつを狙えるため、相手の《グライオン(472)》に対する受けポケモンや流しポケモンには非常に驚異となる、自己完結性の高い優秀な受けといえます。

■ 持ち得る役割

かくとうタイプやじめんタイプを中心に受けます。ただしこおりタイプを4倍で通してしまうため役割破壊技があると突破しやすいです。
また、すなあらし状態では、特性のすながくれを利用して誤魔化しにくる場合もあります。

■ 持ち物の考察

ヤチェのみを持っているケースが多く、ハサミギロチンなどの強力な技を持つため、こおり技の過信は禁物です。
他には特性のすながくれの効果を利用するためにひかりのこななどを持っていたり、たべのこしを持っていたりする場合もあります。

■ 技の考察

ハサミギロチン 決定力はあまり高くないため、ハサミギロチンによってプレッシャーをかけるパターンが多く見られます。ハサミギロチンを使用する場合は最速の《カイリキー(068)》を抜くように努力値を降るのが一般的です。
とんぼがえり 例によって相手の交換を見てから後続を選べるため味方にやさしい交代技です。ハサミギロチンがみがわりに弱く、とんぼがえりはみがわりに強いので、ふたつの技の相性はかなり良いです。
つるぎのまい
こうそくいどう
ロックカット
自信で利用するには技スペースが足りないため、バトンタッチで引き継ぐ方法で利用されます。
バトンタッチ ハサミギロチンやとんぼがえりが回数を重ねるたびに効いて来るのに対して即効性を求める場合に利用されます。基本的には受けポケモンなため、とんぼがえりやハサミギロチンの使用率の方が高いです。
じしん こうげき技として一番ダメージが期待されるので居座る場合に使用される場合があります。
ステルスロック 受けポケモンなため安定して撒けるので採用されていることがあります。ただし技スペースが不足気味なため他のポケモンに任せる場合が多いです。
ちょうはつ 《エアームド(227)》などを呼んでしまうため、ちょうはつを持っている場合があります。


■ 主な降臨パターン

1.タイプ相性を利用して
かくとうタイプやじめんタイプの技を読んだ場合は、受けとして積極的に出てきます。

2.受けに対して
《エアームド(227)》などに対してぶつけてきて、ちょうはつから交代際にハサミギロチンやとんぼがえりをぶちこむ場合があります。

3.すなあらしを利用して
のんきのおこうやひかりのこな&すながくれという状態では、他に適切な受けがいない場合は、誤魔化しにくる場合があります。

全体的にハサミギロチンやとんぼがえりは回数を重ねるほどに効いてきますので積極的に出てきやすいポケモンといえるでしょう。

■ 相性考察

○ ポケモン編
みずタイプやこおりタイプに弱いため《ミロカロス(350)》などと組まれる場合が多いです。
みず・こおりタイプをガッチリ受けられるようにすることで《グライオン(472)》を出したり引っ込めたりする際の摩擦を少なくし、ハサミギロチンなどを何度でも利用できるようになっています。
また、特性がすなおこしのポケモンは当然《グライオン(472)》と相性がよく、こうそくいどう&バトンタッチとの相性も良い《バンギラス(248)》は特に抜群の相性を誇ります。その他、みず技やこおり技を受けながら、こうそくいどう&バトンタッチで暴走に繋がる可能性もある《ギャラドス(130)》や《ジーランス(369)》なども相性が良いです。

○ 技編
何度も言っていますが、受けポケモンは基本的に決定力がありませんが《グライオン(472)》は回数を重ねればハサミギロチンによる決定力が生じてくるため、たすき潰しのステルスロックなども相性がいいといえます。






 対策


■ 構築段階での対策

とにかく受けポケモンのくせしてハサミギロチンという恐ろしい強力な技を持っているため、安心して流すならゴーストタイプが欲しいところです。《ゲンガー(094)》であればとんぼがえりも1/4で受けられ、《ヨノワール(477)》なども高いぼうぎょから少ないダメージに抑えられるので、どちらかをパーティーに組み込んでおくことで《グライオン(472)》の魅力をかなり潰すことが出来ます。また、がんじょうなポケモンでもハサミギロチンを防ぐことができ、《フォトレス(205)》や《エアームド(227)》なども、ちょうはつには弱いですが、候補としてあげられます。
ハサミギロチンは仕方が無いと諦めるのであれば、《ギャラドス(130)》や《ボーマンダ(373)》、《マンムー(473)》や《ラグラージ(260)》などで充分に流すことができるため、特に目立った対策は必要ないといえるのかもしれません。


■ 対戦中の対策

とにかく、ハサミギロチンを警戒したいところです。ハサミギロチンは3回撃てば1回は当たる確率が非常に高いので、それまでにそのループを断ち切ってしまいたいところです。
基本的には《グライオン(472)》の後続のポケモンを潰しにいくのが最も簡単な方法ですが、後続が《ミロカロス(350)》などであればちょっと潰しにくいので他の方法を考える必要があります。

《バンギラス(248)》などの《グライオン(472)》を呼びやすいポケモンにれいとうビームなどの役割破壊技を覚えさせておくことで速やかに潰すことが出来るほか、大爆発などを等倍で通すため、最後の手段として覚えておきたいところです。










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