つるぎのまい型
【 ようき 】 【 すばやさ:252 こうげき:252 HP:6 】
【 つるぎのまい / みがわり / 選択肢 / 選択肢 】
相手の交代際にみがわりを張って、潰しポケモンがきたら普通に攻撃し、受けポケモンがきたらつるぎのまいでの突破を狙う型です。
2008年4月現在の環境では最も多く見られる型です。
役割としてはエースの役割を持ちます。高めの耐久とタイプ相性を利用して流すことも出来るのですが、回復手段を持たない上に、みがわりで激しくHPを消費するので、ここぞというときに降臨させて全抜きを狙うケースが多いです。
威力の底上げを図るいのちのたま、すながくれと併用されるひかりのこな、みがわりを撃てる回数を増やすたべのこしなどが挙げられます。
《マンムー(473)》に簡単に流されないよう、ヤチェのみを持つケースもあります。
げきりん |
つるぎのまいを積んだ後のげきりんは非常に強力で、等倍で受け切れるポケモンはいません。 |
ドラゴンクロー |
威力不足が否めないですが、2回以上つるぎのまいを積むと決定力としても充分になり、げきりんよりも安定します。 |
じしん |
ドラゴンタイプを半減するはがねタイプにばつぐんですが、メジャーな《エアームド(227)》や《ドータクン(437)》に当たらないのが難点です。 |
ほのおのキバ |
はがねタイプを突破するのに利用されます。決定力自体は非常に低いです。 |
だいもんじ |
ふきとばしを持つ《エアームド(227)》などを前にゆっくりとつるぎのまいを積む時間はないので、だいもんじでの突破が目論まれます。 |
いばる |
ほとんど見ることはありませんが、ごく稀にですが、つるぎのまいを積む手段としていばみがが採用されるケースがあります。その場合はちきゅうなげでみがわりが壊れないようにHPに努力値が振られていることもあります。 |
ほえる |
《エアームド(227)》や《カビゴン(143)》などのふきとばしで対処しようとしてくるポケモンに対して先制で吠えることでそれを防止できます。《ギャラドス(130)》や《バンギラス(248)》のちょうはつよりは使い勝手が多少悪いのですが、ステルスロック&すなあらしなどとのコンボも期待できます。 |
かげぶんしん |
1回、2回目から充分に回避を発揮しだすこいつのかげぶんしんは初代赤・緑・青・黄版のかげぶんしんを彷彿とさせます。ということで、たまにではありますが、かげぶんしん持ちの《ガブリアス(445)》がいるので一応意識しておくと良いと思います。 |
1.受けに対して
《マタドガス(110)》や《ドータクン(437)》などにはみがわりで状態異常技を防げる関係で出てきたりします。みがわりからつるぎのまいに入られるとやっかいです。
2.死に出し
みがわりを使う回数を確保したい《ガブリアス(445)》は死に出しでの無償降臨を狙ってくるケースが多いです。光の粉などを持っている場合は特性のすながくれも合わせると、高い回避力を誇るため、みがわりで居座りを狙ってくるケースもあります。
3.みがわりバトン
エース使用であるため当然みがわりバトンを利用されるケースがあります。ただし、みがわりバトンの一番の使い手である《サンダース(135)》に強い《ラグラージ(260)》や《マンムー(473)》などが《ガブリアス(445)》に対しても強いため、《サンダース(135)》から繋いでくるケースは少ないといえます。
4.後攻とんぼがえり
《エテボース(424)》で《ジバコイル(462)》などのはがねタイプを呼びながらのとんぼがえりで出てきたりします。
○ ポケモン編
とにかく砂を起こせる《バンギラス(248)》や《カバルドン(450)》とは特性的に相性が良いといえます。
タイプ相性的に考えると、苦手な《マンムー(473)》や《グライオン(472)》に対して強い《ギャラドス(130)》や特殊型の《ラグラージ(260)》などが相性のいいポケモンとして挙げられます。
○ 技編
特性すながくれもあるため、みがわりが残る確率が高いのが《ガブリアス(445)》の特徴です。
なので、どくどくやどくびし×2撒きのサポートなどがあれば、みがわりで粘ることで受けを崩壊させ、剣舞を積むチャンスを作ることが出来ます。
また、リフレクターによるサポートがあれば《ゴウカザル(392)》に対して出しやすいポケモンになる点も意識しておくと良いでしょう。