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 ラグラージ考察




 ポケモン概要

ポケモンデータ概要と特徴

《ラグラージ(260)》


【 流行度 】: ★☆☆
【 危険度 】: ★★☆
【 難易度 】: ★☆☆
【 みず / じめん 】
【 げきりゅう / ― 】

HP: 100
こうげき: 110
ぼうぎょ: 90
とくこう: 85
とくぼう: 90
すばやさ: 60
みずとじめんというタイプの組み合わせを持ち、でんきタイプなど特定のポケモンに対して強い抵抗を持ちます。
あまり器用なポケモンではなく危険性も低いですが、砂パの天敵であり、対策を怠っていると痛い被害にあうことも考えられます。

のろい型やカムラのみ型では一定の決定力を発揮します。






 物理受け物理型


■ 型紹介

【 わんぱく 】 【 HP:252 ぼうぎょ:252 こうげき:6 】 
【 じしん / 選択肢 / 選択肢 / ねむる 】 


■ 概要

物理受けとして使用される型です。
なかなか硬いのですが、回復がねむるなこともあり強い攻撃に対しては受けが安定しません。こうげきも《ハピナス(242)》をじしんで突破できなかったりと中途半端ですが、《ガブリアス(445)》や《バンギラス(248)》、《ジバコイル(462)》などに対して一定安定するため、砂パ対策として用いられるケースが多いです。
また、不安な物理耐久と決定力をのろいで補う場合もあり、これは早めに止められなければパーティーの崩壊につながります。

■ 持ち得る役割

《ガブリアス(445)》などの物理型ドラゴンタイプ、《バンギラス(248)》などのいわタイプ、《エレキブル(466)》などのでんきタイプ、《メタグロス(376)》などのはがねタイプを中心に物理を受けます。受けれる範囲は多くはないのですがメジャーなポケモンをカバーできる点が評価されています。
また、特殊耐久も低くはなく、特殊も同時に一定受けられる点が《ラグラージ(260)》の特徴です。具体的にはめざめるパワーくさを持たない《サンダース(135)》や《ジバコイル(462)》、《サンダー(145)》などを受けます。

■ 持ち物の考察

ねむるとセット採用のカゴのみが一番多く感じられます。
他には、たべのこしやリンドのみなどを持っている場合があります。

■ 技の考察

ゆきなだれ
れいとうパンチ
ドラゴンタイプに対する役割を持ちやすいように保持していることが多いです。
ストーンエッジ 《ギャラドス(130)》などのひこうタイプに対する役割を持ちたいときに所持しています。
たきのぼり 技スペースが足りなくて所持していない場合も多々ありますが、基本的なタイプ一致技です。
ステルスロック いわずとしれた定数ダメージ技で当然持っている場合が多いです。
のろい 《カビゴン(143)》や《ハピナス(242)》、《ドータクン(437)》などの高耐久のポケモンを突破したり、《バンギラス(248)》のりゅうのまいなどに対抗するために使用されます。
カウンター 高い攻撃と耐久を持つポケモンにはカウンターで対抗する場合もあります。
ミラーコート 中途半端な特殊耐久を持つためミラーコートも上手く決まりやすいです。
ねごと ねむる回復がギリギリ追いつくという相手も少なくはなく、ねごとで行動機会を確保してくることがあります。


■ 主な降臨パターン

1.受けとして
受けとして特定のポケモンに降臨してきます。

■ 相性考察

○ ポケモン編
はがねタイプを誘うため《ジバコイル(462)》との相性がいいです。またくさタイプに流されやすく、やどみがの起動点となりやすいポケモンなので、やどみがを止められる《エテボース(424)》などとの相性も良いです。

○ 技編
特に相性がいい技などはないですが、受けが不安定なためリフレクターを貼ってあると役割が遂行しやすくなるようです。






 物理受け特殊型


■ 型紹介

【 ずぶとい / のんき 】 【 HP:252 ぼうぎょ:252 特攻:6 】 
【 ハイドロポンプ / 選択肢 / 選択肢 / ねむる 】 


■ 概要

威力の高いハイドロポンプを使用するタイプです。技の威力は大切なもので、こうげき>とくこうなポケモンですが、ハイドロポンプはたきのぼりの威力を超えます。同じ物理受けで同じようなポケモンを受けますが、《ドータクン(437)》や《エアームド(227)》、《マタドガス(110)》などに流されないのが特徴です。

■ 持ち得る役割

同じく《ガブリアス(445)》や《メタグロス(376)》、《バンギラス(248)》などを受けます。

■ 持ち物の考察

物理受け物理型に同じ。

■ 技の考察

れいとうビーム ドラゴン対策に持っています。。
じしん 2刀流として持っている場合もあります。
ステルスロック 物理受け物理型に同じくです。
カウンター 物理受け物理型に同じくです。
ミラーコート 物理受け物理型に同じくです。
ねごと 物理受け物理型に同じくですが、技スペースが余りやすいので持っている確率は高いです。


■ 主な降臨パターン

1.受けとして
物理受け物理型に同じくです。

■ 相性考察

○ ポケモン編
はがねタイプはハイドロポンプを見ると逃げるため《ジバコイル(462)》との相性が悪くなりますが、《ハピナス(242)》などを呼びやすくなるため、《カイリキー(068)》や《ゴウカザル(392)》などのかくとうタイプのポケモンの降臨機会を作ることが出来ます。

○ 技編
物理受け物理型に同じく、リフレクターがあると役割遂行しやすいようです。






 物理アタッカー型


■ 型紹介

【 いじっぱり 】 【 すばやさ:調整 こうげき:252 HP:のこり 】 
【 じしん / たきのぼり / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

上の2つの型はどちらも高めのこうげきを捨てがちでしたが、アタッカーとして使用される場合もあります。

■ 持ち得る役割

物理アタッカーとなります。《カバルドン(450)》や《グライオン(472)》で止まらない点が強力で、こだわりハチマキを持つと《ドータクン(437)》にもプレッシャーをかけることができます。受け型の中途半端な攻撃力の先入観があるため、《ハピナス(242)》などでも受けられるかと出すと突破されてしまいます。

■ 持ち物の考察

攻撃種族値110はやはりアタッカーとして少し不安を感じるため威力をあげるこだわりハチマキを持つ場合が多いです。また、すばやさをあげるこだわりスカーフやくさタイプをむりやり突破するリンドのみなどもあります。

■ 技の考察

ゆきなだれ
れいとうパンチ
ドラゴンやくさタイプを狙って使用されます。
ストーンエッジ ひこうタイプを意識して使用されます。
なげつける ゴーストタイプやエスパータイプに対して使用されたり、こだわりアイテムの解除に使用されたりします。
カウンター
ミラーコート
受け性能は落ちますが、それでも1発は絶対耐えるというそこそこの耐久なため使用されることがあります。


■ 主な降臨パターン

1.タイプ相性を利用して
でんきタイプやいわタイプ、はがねタイプなどに対して降臨してきます。

2.死に出し
こだわりアイテムを使用していると一発一発が重いため、死に出しから相手の先制攻撃を耐えてガツンと殴りかえす戦術もあります。

■ 相性考察

○ ポケモン編
《ヤドラン(080)》によって止まりやすいためでんきタイプのポケモンとの相性が良いです。また《ヤドラン(080)》は《ラグラージ(260)》に対して大抵はサイコキネシスを使用してくるためあくタイプの無償降臨も狙われます。

○ 技編
特にありませんが、重戦車アタッカーなのでたすき潰しをできるステルスロックとの相性は当然良いです。






 カムラのみ型


■ 型紹介

【 いじっぱり / ようき / ひかえめ / おくびょう 】 【 すばやさ:調整 こうげきorとくこう:252 HP:4n調整 】 
【 がむしゃら / みがわり / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

後攻みがわりでHPを削っていき、カムラのみによって素早さ逆転&げきりゅう発動&みがわりが残っているという状態を作りだす型です。相性のよいがむしゃらが使われやすいです。
今作ではこだわりスカーフや先制技の普及などで止まりやすくなり数は激減しましたがエメラルド時代に非常に有名であった型です。今作ではひるみ効果を狙える物理技たきのぼりを使用される場合や、威力の高い特殊技ハイドロポンプを使用される場合があります。

■ 持ち得る役割

自分で決定力を発揮できる簡易エースといった感じの役割を持ちます。

■ 持ち物の考察

カムラのみを持ちます

■ 技の考察

たきのぼり 物理技で攻撃していく場合にピックされます。上昇したすばやさを活かせるたきのぼりのひるみ効果があるのが特徴です。また、じしんと両立しやすいのも良い点です。
ハイドロポンプ 決定力を重視する際に選ばれます。
じしん たきのぼり主体の際に両立されやすいです。
その他こうげき技 物理であれば物理受け物理型のこうげき技、特殊であれば物理受け特殊技の攻撃技を持ちます。


■ 主な降臨パターン

1.死に出し
最初のみがわりを安全に決めるために、有利な相手に対して無償降臨が基本です。

2.とんぼがえり
こちらも有利な相手に対して無償降臨を狙えるため使用されます。

■ 相性考察

○ ポケモン編
特に相性のいいポケモンはいませんが、1回引っ込んでしまうとカムラが切れてただの弱ったポケモンになってしまうので、こうそくいどうバトンなどで再利用を狙える《ハッサム(212)》や《グライオン(472)》とセット採用されたりします。

○ 技編
特にありませんが、一応エースなため、たすき潰しのステルスロックとの相性はいいです。






 対策


■ 構築段階での対策

特に構築段階から対策が必須のポケモンではありませんが、PT内にくさタイプを入れておくとやどみがの起点にできて良いです。また、くさ技はどれかのポケモン一匹には覚えさせておきたいところです。


■ 対戦中の対策

とにかく型を早めに読むことです。
物理受けやアタッカーなら流せばいいですが、のろいを持っていたり、みがわりがむしゃら体制に入ったりする場合は、なんとしてでも阻止したいところです。のろい型ははやめにだいばくはつなどで倒してしまうか、くろいきりを使う戦法があります。みがわりがむしゃらに対しては攻撃を繰り返すのではなく、積み技を使用して敢えてみがわりを残し、次のみがわりを不発させるなどの方法も考えられます。










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