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 バンギラス考察




 ポケモン概要

ポケモンデータ概要と特徴

《バンギラス(248)》


【 流行度 】: ★★★
【 危険度 】: ★★★
【 難易度 】: ★☆☆
【 いわ / あく 】
【 すなおこし / ― 】

HP: 100
こうげき: 134
ぼうぎょ: 110
とくこう: 95
とくぼう: 100
すばやさ: 61
《カイオーガ(382)》や《グラードン(383)》を彷彿とさせる特性に、高い攻撃、豊富な技が魅力のポケモンです。非常に強力なのですが進化するレベルが55なためレベル50までの公式大会などでは使用できないケースがあります。《カイリュー(149)》がレベル50で配信されたのに対して、こちらはいまだに配信されていませんし予定もなさそうです。

一般のバトルなどでは普通に使用することが可能で、砂パーティーの中核としてあちらこちらで蔓延しているのを見かけます。






 竜の舞型


■ 型紹介

【 せっかち / むじゃき 】 【 すばやさ:1回舞って115族抜き調整 こうげき:252 】 
【 りゅうのまい / 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

先発で利用されることもあれば、後続で出てくることもある、《バンギラス(248)》の一番の基本形です。
2回以上舞われなければすばやさ・こうげき共にやや威力不足であり一般の物理受けや《プテラ(142)》、もしくは《ギャラドス(130)》などのいかく持ちなどで早めに対処することで暴走を食い止めることが可能です。

■ 持ち得る役割

特性のすなおこしが役割といっても過言ではないのです。砂嵐状態になったあとは、上昇した特防などを利用してりゅうのまいを積み、エースとしての役割を狙ってきます。
たまに雨状態の《キングドラ(230)》の暴走を食い止めに出てきたりしますが、基本的に弱点が多く、すばやさも低いため、後出しは好まれません。

■ 持ち物の考察

先発であればラムのみが考えられます。
その他としてはきあいのたすきやヨプのみなどの持ち物、いのちのたまなどのダメージ増強系も見られます。

■ 技の考察

ストーンエッジ 急所にあたる確率も高いため、基本的にはいわなだれよりもダメージ効率がいいです。
いわなだれ いわなだれ×2よりもストーンエッジ急所の方がダメージが大きいためストーンエッジの方が好まれがちですが、麻痺などが撒いてあればどうしようもない相手でも「通称ずっと俺のターン」によって突破できる可能性があるため、一部使用されていることがあります。
かみくだく タイプ一致で《ヤドラン(080)》や《ゲンガー(094)》にばつぐんなため、たまに使用されます。準伝説ありだと《クレセリア(488)》や《アグノム(482)》を警戒してかみくだくの使用率は上昇します。
じしん 自身が苦手な《ゴウカザル(392)》や《メタグロス(376)》などにばつぐんをつけるため、順伝説なしのルールだとかみくだくよりも人気があります。
れいとうビーム 砂パのミラーマッチや砂パメタで投入率の上がっている《グライオン(472)》をピンポイントで狙うのに使用されます。
だいもんじ 《ドータクン(437)》や《エアームド(227)》、《ハッサム(212)》などにばつぐんをつけます。
おいうち 《バンギラス(248)》を見るとはやめに対処しようと交代する心境を逆利用して使用されます。


■ 主な降臨パターン

1.タイプ相性を利用して
ちょうはつ持ちであれば《エアームド(227)》などのひこう技読みで出てくる場合があります。

2.死に出し
タイマンだと一発耐えて殴り勝てるケースが多いため、死に出しで出てくる場合があります。

3.天候を変えたいとき
天候をむりやり変えたいときに捨て身で降臨してくる場合があります。

■ 相性考察

○ ポケモン編
物理受けで有名な《ヤドラン(080)》に強く、《グライオン(472)》をれいとうビーム一発で鎮められるため、《ジバコイル(462)》ではがねタイプのポケモンを潰しておけば活躍が見込めます。
また、こいつが苦手なかくとうタイプとじめんタイプは味方に《グライオン(472)》がいれば受けることが出来、すながくれも発動して一石二鳥となります。
他にはあやしいひかり+みがわりなどの戦術を使うポケモンがいれば、砂ダメージも効率よく蓄積させることができます。


○ 技編
すなおこしによってダメージを与えられるため、上記のようにあやしいひかりやみがわりとの相性が抜群です。また《グライオン(472)》のロックカット+バトンタッチや、《テッカニン(291)》のつるぎのまい+バトンタッチなど、バトンタッチとの相性もいいです。






 こだわりスカーフ型


■ 型紹介

【 せっかち / むじゃき 】 【 すばやさ:調整 こうげき:調整 のこり:調整 】 
【 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

上記の型だと、りゅうのまいに1ターンを消費してしまうため、《バンギラス(248)》を見たとたんに交代してくると、りゅうのまいを無駄にして逃げなければいけない確率が高いです。
しかし、こだわりスカーフであれば読みで等倍以上の技を当てれば突破できる確率が高くなるため、読みに自信のある人に使われやすいです。
すばやさは最速115速調整、もしくは同属を意識した全振りが多いようです。

■ 持ち得る役割

竜の舞型と比べると、スカーフですばやさに補正が掛かっているため、流し役割を持ちやすいです。ただし、流しているだけではじりひんなので、おいうちなどで潰しの役割を兼任する場合もあります。

■ 持ち物の考察

こだわりスカーフを持ちます。

■ 技の考察

竜の舞型の攻撃技 スカーフでフルアタック仕様なため、多彩な攻撃技を持ちます。
ちょうはつ 効率は悪いのですが、積んで暴走しようとするポケモンをむりやり止めるのに利用されることがあります。


■ 主な降臨パターン

1.タイプ相性を利用して
竜の舞型に同じくです。

2.死に出し
竜の舞型に同じくです。

3.中途半端な特殊ポケモンにたいして
純粋な特殊アタッカーでなくて、受けやサポートのポケモンが特殊技を持っていると、砂時の特防上昇を利用して出てきます。

■ 相性考察

○ ポケモン編
スカーフ型全般に言えることですが、打ち逃げポケモン(とんぼがえりなど非所持)は味方の他のポケモンに大きな負担をかけるので《ハピナス(242)》や《グライオン(472)》などのしっかりとした受けと相性がいいです。

○ 技編
スカーフはタイマンでの殴り合いに強いため、しんぴのまもりでのサポートがあれば突破できる相手が増えます。






 ロックカット型


■ 型紹介

【 さみしがり / おっとり 】 【 すばやさ:調整 こうげき:調整 とくこう:調整 】 
【 ロックカット / 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

竜の舞型の亜種であり、すばやさを上げることで対抗できる相手を増やしたものです。《バンギラス(248)》を使っていると竜の舞後のすばやさ不足に悩まされるため、最近こちらの型が増加してきているようです。《プテラ(142)》や《クロバット(169)》、こだわりスカーフを持ったひかえめの《ルカリオ(448)》などにも先手を取って攻撃できるのが利点です。
竜の舞型と違ってこうげきが上昇しないため、いのちのたまなどでダメージを増強することが多いです。

■ 持ち得る役割

基本的にエースとして使用されます。しかし、砂パーティーであれば《ガブリアス(445)》をしっかりとしたエース仕様にすることが多いため、簡易に発動できる決定力として気軽に使われることが多いです。

■ 持ち物の考察

いのちのたまやたつじんのおびなどのダメージ増強系の道具を持たせるケースが多いです。

■ 技の考察

竜の舞型とおなじ 基本的には竜の舞型の亜種であるため、同じような技構成になることが多いです。。


■ 主な降臨パターン

竜の舞型と同じ
ただし、流されにくさが上がっているため、多少強引に決定力を狙ってくる場合もあります。

■ 相性考察

○ ポケモン編
竜の舞型参照

○ 技編
多少威力が不足しているため、ステルスロックなどで補いたいところです。






 対策


■ 構築段階での対策

砂パーティーは非常に流行しており、シングルであれば絶対に対策しておくべきジャンルです。
複数のポケモンを一匹で担当したりできるため、対策にそんなにスペースを割く必要はないですが、《マンムー(473)》か《ラグラージ(260)》が入っていると安心感が違います。《スターミー(121)》や《ミロカロス(350)》なども安定しています。どれもメジャーなものなので、自分のパーティーにあったポケモンを選択して組み込んでおきたいところです。また、特性のすなおこしによってこちらのポケモンのHPが削られていくため、すなあらしのダメージを食らわないポケモンまたは回復技を持つポケモンで《バンギラス(248)》を対策しましょう。


■ 対戦中の対策

《バンギラス(248)》は後出ししにくいポケモンであり、場に出てくる回数はさほど多くはありません。出てくるたびに早めに上記のポケモンたちで流したいところです。また、場に出てきにくい関係で終盤まで残っていたりするので対策ポケモンは大切に温存しておきましょう。










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