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 クロバット考察

■ ポケモン概要 /  物理受け型 /  対策 /



 ポケモン概要

ポケモンデータ概要と特徴

《エアームド(227)》


【 流行度 】: ★★☆
【 危険度 】: ★★☆
【 難易度 】: ★★☆
【 はがね / ひこう 】
【 するどいめ / がんじょう 】

HP: 65
こうげき: 80
ぼうぎょ: 140
とくこう: 40
とくぼう: 70
すばやさ: 70
ぼうぎょが高く、昆布戦術や物理受けとして有名なポケモンです。
前作までは、物理技で全く弱点をつかれなかったため、優秀な物理受けとして活躍していましたが、今作では技の威力のインフレなどもあり、受けられる範囲が大きく狭まってしまいました。
《ドータクン(437)》などに出番を奪われがちですが、今でもまだまだ人気の一匹です。






 物理受け型


■ 型紹介

【 わんぱく 】 【 HP:252 ぼうぎょ:252 すばやさ:6 】 
【 はねやすめ / 選択肢 / 選択肢 / 選択肢 】 


■ 概要

ノーマルタイプの技を半減、地面タイプの技を無効にするため、ノーマルタイプの技やじめんタイプの技をメインにする物理アタッカーを中心に受けます。

■ 持ち得る役割

物理受けとしての役割以外は持ちづらく、《マンムー(473)》や《カビゴン(143)》、《ラグラージ(260)》、《ガブリアス(445)》などを中心に受けにきます。
ほえるを持っている点が《ドータクン(437)》との大きな違いで、みがわりから積み技を使用するポケモンに対して強いです。反面、ちょうはつ持ちには簡単に追い払われてしまうため、《ギャラドス(130)》や《バンギラス(248)》などには注意が必要です。

■ 持ち物の考察

《ジバコイル(462)》で捕まえられる代表格みたいなポケモンなので、きれいなぬけがらが一番多いです。
また、一部のポケモンに対して受けがシビアなため、たべのこしを持つ場合もあります。

■ 技の考察

ほえる 殆どの場合所持しています。積み対策や昆布を兼ねる、《エアームド(227)》の基本技です。
ドリルくちばし
ついばむ
威力を求める場合はドリルくちばしが使われます。呼びやすい《ジバコイル(462)》のシュカのみやオボンのみを潰したりもできるついばむも注意が必要です。
まきびし
ステルスロック
昆布戦術を展開するための技です。一般のパーティーではステルスロックが、昆布をメインに添えたパーティーではまきびしが多いです。
ちょうはつ 自分よりも遅い他の受けポケモンなどに対して牽制の目的で持っているケースもありますが、大抵はほえるのほうが使われます。


■ 主な降臨パターン

1.先発で
先発に多い《ムクホーク(398)》や《エテボース(424)》、《ラグラージ(260)》、《マンムー(473)》などに対して強く、流し際にステルスロックやまきびしを展開できるため先発で出てくる場合もあります。ただ、先発《ゴウカザル(392)》の人気が高いため、先発の傾向はどちらかというとは下火です。

2.受けとして
上記にあげたような物理アタッカーに対して受けとして降臨してくるのが基本です。

■ 相性考察

○ ポケモン編
HPが非常に低く、案外受けが安定しないため、《エアームド(227)》の一枚受けというケースは少ないです。《ゴウカザル(392)》や《ヘラクロス(214)》、《カイリキー(068)》なども安定しないため、《ヤドラン(080)》などの格闘受けと組む場合もあります。《ヤドラン(080)》の苦手なのろいを積む《カビゴン(143)》や《ラグラージ(260)》に対して強いため、相性のいいコンビネーションで、採用率も高いです。
また、昆布戦術という意味では、《カバルドン(450)》などとの相性もよいです。

○ 技編
何よりもリフレクターとの相性の良さがあげられます。多くのポケモンに対して非常に受けがシビアな《エアームド(227)》ですが、リフレクターを貼ることで《ヘラクロス(214)》や《バンギラス(248)》などに対しても受けが安定します。
また、特殊耐久はほぼ皆無ですが、どくタイプ無効、くさタイプ1/4なため、ねむりごな対策のしんぴのまもりさえ貼ってあれば、どく・くさタイプのやどみがポケモンに対しては一定の安定感があります。






 対策


■ 構築段階での対策

《ジバコイル(462)》が《エアームド(227)》対策としては有名ですが、最近はきれいなぬけがら持ちが多いため、完璧とは言い難いです。
《カビゴン(143)》のだいもんじ、《マンムー(473)》のいのちのたま+ふぶきなどでも充分突破が可能なため、《エアームド(227)》を呼びやすい物理アタッカーを二刀流にしておくのが簡単な対策といえるかもしれません。
また、まきびしを複数回撒かれると、こちらの受けが崩壊してしまう可能性があるので、こうそくスピン持ちを入れておきたいところです。こうそくスピンは、まきびしを重ね撒きしてくる《エアームド(227)》に対しては特に有効ですが、普通のパーティーにもステルスロックは採用されている確率が高いので、パーティーに入れておいて損はありません。


■ 対戦中の対策

相手の《エアームド(227)》がまきびしを重ね撒きしてくると厄介であり、その点を最優先して考える必要があります。
ただ、早く流そうと迂闊に《エアームド(227)》の前でポケモン交代をするとほえるが待っているため、流し際の駆け引きが重要となります。
それよりも簡単なのが、「《エアームド(227)》を呼ばないこと」であり、《エアームド(227)》を突破できない物理アタッカーを中途半端に何度も繰り出すのは余り得策とはいえません。










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