みがわりバトン型
【 おくびょう 】 【 とくこう:252 すばやさ:252 HP:6 】
【 10まんボルト / みがわり / バトンタッチ / 選択肢 】
存在している《サンダース(135)》の90%がこの型だと思われます。
エース降臨のサポートも行えて、自分自身もアタッカーになれるため、非常に人気のある型です。
みがわりをバトンタッチすることによって、交代ターンのあいての攻撃をみがわりが受けてくれるので、後続のポケモンを無償降臨できます。その代わりに《サンダース(135)》は短命になってしまいます。
また、後出しできる機会は少ないポケモンですが、《ミロカロス(350)》や《ヤドラン(080)》、《ドククラゲ(073)》や《エンペルト(395)》などの流行のみずタイプの受けに対してタイプ一致の電気技は非常に強力なため、タイマン戦では強さを発揮します。
先発であればラムのみやきあいのたすきが多いです。
後続であればきあいのたすきの確率はぐっと下がり、いのちのたま、ラムのみやヤタピのみ、オボンのみなどが多いようです。
めざめるパワー |
攻撃技が少ない《サンダース(135)》はほぼ確実にこの技を持ちます。つまり殆どの《サンダース(135)》が、みがわり・バトンタッチ・10まんボルト・めざめるパワーの構成になっています。タイプは氷が一番多く、次に草が多いようです。 |
シャドーボール |
所持していることもありますが、基本的にめざぱ粘れない人の妥協技という感じです。 |
ねがいごと |
相手の交代際にねがいごと、その後みがわりで1ターンしのぐことで若干回復できるため、使用されている場合もあります。 |
あまごい |
タイプ一致の強力技かみなりを使えるようになり、またじめん技を呼びながら《ルンパッパ(272)》などに交代できます。 |
1.ピンポイントの技読み
でんきタイプの技を受けると特性によって回復するため、それを読んで出てくることがあります。
ただし、でんきタイプ同士だと技のレパートリーの少なさ、サブウェポンの威力の低さなどから劣勢になりがちなので、でんきタイプ以外のポケモンのでんき技を読んで降臨の形をとります。
2.とんぼがえり
《グライオン(472)》などでみずタイプを誘いながらとんぼがえりし、《サンダース(135)》に繋ぐことで、相手の交代際にみがわりを残せるようにする戦法も人気があります。
3.死に出し
タイマン戦ではすばやさが高いために優位にたちやすいです。そのため、死に出しから出てくることもあります。
4.バトンタッチ
次のポケモンにもバトンタッチで能力上昇を引き継げるため、バトンリレーのような形で中継として使用される場合があります。
一部のファンの間で人気のあるブイズパーティーなどでの、《シャワーズ(134)》のでんき技を誘いながらのバトンタッチでとけるの防御上昇を《サンダース(135)》に引き継ぐなどには注意したいところです。
○ ポケモン編
多くのポケモンと良い相性を誇りますが、地面技を誘いやすいため、なかでもひこうタイプのポケモンとの相性が良いです。
バトンタッチ後にみがわりを残せると凶悪化するひこうタイプのポケモンに《トゲキッス(468)》、《ボーマンダ(373)》などがあります。また、じめんタイプの技を無効化し、みがわりがあるとどくどくなども防げるようになる《ヌケニン(292)》も相性が良いといえます。
○ 技編
基本的にはみがわり命のポケモンで、攻撃の起点もバトンタッチの起点もみがわりなので、ステルスロックなどの対策となるこうそくスピンとの相性がいいです。
また、《サンダース(135)》は元々特殊耐久は低くはなく、みずタイプの受けはほとんど特殊技を使うため、ひかりのかべがあれば《ミロカロス(350)》や《ヤドラン(080)》などに対して後出しが可能になります。